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【ICO批評】『仮想通貨を担保に借入』マネートークンのICOを考察してみた

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どうも、ビットコイン大家です。

マネートークンのホワイトペーパーを読んだので、マネートークンについて考察してみます。普段はICOはスルーしているのですが、 自分はサラリーマン時代は金貸しをしていたという事もあり、ちょっと興味があったので調べてみました。

 

なお、結論から言うとマネートークンのICOはオススメしません(というよりICO自体をオススメしてません)。以下、マネートークンの懸念点を記載していきます。 

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【懸念点①】金利

ホワイトペーパーには金利が『1日0.2%〜0.5%、または年利10%〜15%』とあります。高いですwクレジットカードのキャッシングよりは安いけれども、一般的な銀行金利に比べれば相当高いです。担保取ってるのにこの金利は高いな〜と思いますね。

以下は一般的なローン(借入)の金利になります。

 

住宅ローン(変動金利):0.575〜0.875%ぐらい(有担保)

投資用不動産ローン:0.8%〜4.5%ぐらい(有担保)

カードローン:2〜15%ぐらい(無担保)

キャッシング:15〜18%ぐらい(無担保)

 

【懸念点②】融資期間

ホワイトペーパーには融資期間が3日から90日と書いてあります(みじかっw)。完全に短期融資ですね。返済スケジュールは不明ですが、仮に最長の3ヶ月で融資を受けたとしても、1,200万円を借りたとしたら1ヶ月に400万円も返済しなければなりません(利息は考慮してません)。結局返済のためにすぐにフィアットが必要になるので、つなぎ融資としてしか利用できません。

一方で融資の額が少額であれば実用性もありそうに思われますが、少額であれば何とかフィアットを工面できる可能性も高くなるので、わざわざ高い金利を支払ってこのサービスを利用する必要性も低くなります。

となってくると、このサービスを利用するのはどういった層になるのでしょうか?

 

例えば、「安定した給与はある。貯金はゼロだけど仮想通貨は持っている。ブラックなので融資は受けられない。」みたいな人にはニーズがあります。貯金ゼロの人が給料日前にまとまった金額の出費が急遽発生した場合、手持ちの仮想通貨を担保に入れて融資を受けて、給料が入ったら返済するというパターンです。

 

いずれにしろ、融資期間が短くなるにつれユーザー層も限定されてきてしまいますので、融資期間は長く取った方が魅力的なサービスになるでしょう。逆にプラットフォーム側からすると融資期間が長くなると貸倒リスクが上昇してしまいますので、どこまでリスクをとるかですね。

 

なお、ホワイトリストには長期間ローン可能とも記載がありますが、具体的にどれぐらいの期間なのかは不明です。

 

【懸念点③】担保の安全性

ここが一番重要な点になります。借主にとっては担保とした仮想通貨が無くなってしまうことが最悪のシナリオになります。ではどのような場合に担保が消失してしまうのでしょうか。以下の3パターンが考えられます。

 

1、担保に入れていた仮想通貨が盗難される(GOXする)

2、プラットフォームの破綻

3、プラットフォームの持ち逃げ

 

まず1と2に関して。担保に仮想通貨を引き渡すという事は、取引所に預けているのとほぼ同じ状態であるということです。担保にした仮想通貨が盗まれる可能性もありますし、プラットフォームが破綻(倒産)すれば担保は戻って来なくなることもあり得ます。ですので、このサービスを利用する場合は、自分の資産を危険な状態に晒しているということを十分に認識しなければなりません。

 

次に3に関してです。マネートークンはマルチシグのウォレットで担保となる仮想通貨を保管するようです。で、このマルチシグは3/4の署名が必要になるようです。で、この4者の内訳は(債務者×1・債権者×1・プラットフォーム×2)となっています。ということで、債権者(貸主)とプラットフォームがグルになっていた場合は、仮想通貨は戻ってきませんし、自由に別のアドレスに送金もできてしまいます。なので、債務者及びプラットフォームが本当に信用できるかどうかが重要になってきます。

 

結論

ということで、マネートークンのホワイトペーパーの考察をしてみました。『仮想通貨を担保にお金を貸す』ってのは面白いサービスだと思いますが、現状はトラストレスで利用できる仕組みにはなっていません。ゆえにプラットフォームの信頼性が非常に重要になってきます。金利や期間等もそこまで魅力的には感じませんでした。マネートークンのICOには参加しませんが、類似のサービスも含めて動向は追っていこうと思います。

 

 

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